開発日誌
今月の写真
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このページは 過去の日記 - 2006年2月 です。
最新の日記・他の月の日記
2006年02月26日
Q4 ビットマップのフォーマット

 MovableType3.2を導入しました。以前の設定ファイルを元に新しい設定ファイルを書き、古いMTのスクリプトを削除して、新しいファイルをアップロードすると、初回のMTへのアクセスでデータベースアップデートが行われ、何の問題もなく移行できました。テンプレートの一部でエラーが出ましたが、新しいタグに書き換えることで対応できました。

 それと同時に、サイトデザインのリニューアルを行っています。ビルダー時代、DIV依存症時代のページとスタイルシートでは、メンテナンスが非常にやりにくいためです。リニューアルといっても、写真ページのデザインを少し変えただけですが…。配色は後で考えます。

Q4 ビットマップのフォーマット

さて、久々のQuestionです。ビットマップのフォーマットというのは、ファイルの構造のことなのでしょうか?大学の友人にも先日聞かれたネタであったり…。MSDNライブラリにビットマップの構造などを始め、Windowsアプリケーション開発者向けの情報があります。MSDNライブラリはVisual Studioを持っていないと読めないと勘違いしている人がいますが、Web上で自由に読めるようになっています。日本語バージョンは、MSDN Japan→MSDNライブラリです。

 しかし、MSDNライブラリは、しばしば日本語化されてないものがあり、ビットマップの構造などもこれに該当します。日本語サイトからは、英語の文章にジャンプできません。英語のMSDN LibraryのWin32 and COM Development→Graphics and Multimedia→GDI→Windows GDI→Bitmapsディレクトリにビットマップに関する一通りの資料があります。

「このQ3って何?」と思った方は1月31日の日記へ。

どうでもいいこと
昨日、二十歳になりました。
IEはMSDN閲覧専用状態です。
CSSの編集にVisual Studio 2005を使うようになりました。結構便利です。

10:28 | コメント (0) | トラックバック

2006年02月23日
Cannon Smash

 貰ってきたPCにSUSE Linux 10をインストールしました。インストール自体は、初めてSuSE9.2を導入したときのように苦労することもなく、途中途中で自分好みに設定して、後は「次へ」をクリックするだけ…。楽なものです。PCが古い(PenIII)ためか、少々もっさりしています。でも、YMF755積んでいたり、チップセットの周りに専用メモリーチップ(VRAM?)らしきものが載っていたり、捨てるには勿体ないPCです。

 Linux専用機でHDD容量にも余裕があったので、ほとんどのパッケージをインストール時にインストールしてしまいました。インストールが終わってメニューを眺めていると、「Cannon Smash」の文字が!!あまりの懐かしさに起動してしまいました。 というのも、前のPC(Windows)で、スペックが足りないながらも(ワイヤーフレームモードにすると、かろうじてプレイできる)やっていたゲームで、新しいPCに変えてから、存在を忘れていました。

 さて、Cannon Smashというのは、3D卓球ゲームです。なかなか良くできていて、マウスの右クリックでフォアハンド、左クリックでバックハンド、マウスで体を動かし、左手でボールの軌道を設定します。かなり激しいプレイができ、結構熱くなります。(しかもコンピューターが強い)

 当時は、今のようにオープンソースの知識が無かったので、Javaでできたゲームだと勘違いしていたのですが、今見てみると、GTKとSDLとOpenGL。ソースはSourceForgeで管理されていました。

 ということでGPLライセンスのフリーソフトですので、興味がある人は是非。Windows版もあります。
本家ウェブサイト
窓の杜 - Cannon Smash (慣れない人はこちらからダウンロードがオススメ)

22:10 | コメント (0) | トラックバック

2006年02月22日
DVD+RWは便利

 不良品交換で帰ってきたDVD+RWですが、買った値段が安かったこと以外の利点を見つけました。(一連の流れについては、サイト内検索でDVD+RWを検索すれば…以下略)

 今になっても、まだまだ、DVD読み込み専用ドライブしか搭載していないPCが身の回りに数台あるのですが、今のところ、これらのPCでの再生互換性は100%です。逆にDVD-Rはほとんど読み込めません。(特殊な焼き方が必要なのでしょうか??)さて、DVD+Rはどうなのだろう。DVD+Rは高いのでまだ一度も焼いたことがありません。

 開発日誌が右によって読みづらいといわれたので、久々にNetscapeをインストール。中身はFirefoxだから変わらないはず…と思っていたのですが…見事によってました…。どうやら今月の写真の部分がおかしいみたいですね。やらなければいけないことが一段落したので、MT3.2へのアップグレードと、デザインの変更をしようかな…。

 追記。左メニュー枠のスタイルからwidth: 158pxをコメントアウトすることで、Netscapeでも正常に表示できることを確認し、修正しました。

20:36 | コメント (0) | トラックバック

2006年02月18日
ALSAドライバが(やっと)上手く動いた

 1月27日の日記の続きです。64bit環境のせいか、音声再生が上手く動かなかったデスクトップのSUSE Linux10ですが、カーネルのアップデートの後に、ALSAドライバの再導入作業をしたところ、上手く動くようになりました。

 NVIDIAのnForce4用ドライバではなく、RealTekからALC850用のドライバをダウンロードしインストールスクリプトを走らせると、テスト用のサウンドが正常に再生され、KDEのシステム音も出るようになりました。RealTekからダウンロードしたALSAドライバを導入すると、導入前には起動できていたRealPlayerが起動できなくなるので、YaSTでインストールCDからALSAとALSA32bitを再導入。するとRealPlayerが無事動くようになりました。

 Windows版Inkscapeが不安定(固まって、しばらくしたら動き出す)ので、Linuxを起動して使っています。

23:25 | コメント (0) | トラックバック

2006年02月17日
グラフィックスライブラリとサウンドライブラリ

 先日の日記の続きになっています。以下、前々から書いている大学のサークルで開発しているゲームについてのお話です。

 基本的なアルゴリズム等はどの環境でも動くのですが、プラットフォームに依存する画面描画や、音楽再生などはコンパイル条件で切り替えるなり、クロスプラットフォームなライブラリを使うなりしなければいけません。

○グラフィックスライブラリについて考える

 Windowsの場合、画面描画は2Dでも、Direct3Dを使うようになりつつあるようです。サークルの先輩にも(高速という点で)薦められていて、日系ソフトウエアで始まったメタクロのD.IKUSHIMAさんの連載もDirect3Dを利用したものでした。それなりのグラフィックスカードを載せていれば、2Dの描画でもGPUの機能の恩恵を受けられ、高速な描画を実現できます。一方で、グラフィックスドライバのバージョンアップ履歴に個別ゲームの名前が挙がるように、不安定な面もありますが。ノートPC(Intel915GME)では某ゲームのライトの演出で使っている加算合成?が上手く機能していませんし…。

 DirectXはWindowsの一部であり、当然Linuxでは使えません。とそこでOpenGLになるわけです。ただ、コンシューマー向けグラフィックスカードのOpenGLの対応状況は、使われることが少ないからか、DirectXに比べるとあまりよくないようです。

 現在は、buinGLというライブラリを使っていて、CPUでグラフィックス系の演算を行っています。多彩なエフェクトがあるのが利点です。既に、いくつかのエフェクトを利用しているので、他のライブラリでの置き換えは難しいかもしれません。FreePascalでコンパイルすると、エラーが出るという問題がありますが、今後クロスプラットフォームという考え方で行くと、buinGLに手を加える(か元に新しいライブラリを作る)のが一番いいかもしれません。

○サウンドライブラリについて考える

 吉里吉里3はクロスプラットフォームになるようで、本家の日記にはクロスプラットフォームなライブラリに関する情報が出てきているので、非常に参考になります。現在はグラフィックスライブラリの話になっています。

 1年前にOggVorbisやFLACと格闘し、完成させた音楽再生ライブラリを、年末年始の間に作り直しました。プラグインシステムを採用していて、今のところ、OggVorbisだけですが、前のソースがあるので、FLACとWaveにも比較的簡単に対応できそうです。が、ソースコード中のWindowsマルチメディアAPIの数々…。公開するかは検討中です。(使用しているwuVorbisの開発も止まるようですし…。)

 少し前に、OpenALというライブラリが、吉里吉里の本家の日記で紹介されていました。これは使えそうだな…と思っていたのですが、今日メインPCの中で、OpenAL32.dllとnvopenal.dllなるものを見つけました。これは、比較的身近な環境でハードウェアの機能を利用できるということなのでしょうか…。もう少し調べた方がよさそうです。

 オープンソースなライブラリの紹介ページや、他の開発者の日記等を読んでいると、自分のプログラミング技術の無さを痛感します。春休みを利用して修行をします。その関係で、実験的プログラム等をここに投下するかもしれません。 グラフィックスライブラリは、最近忘れられがちなレポMakerでも利用できるように、ベクトル系についても考えているので、一応。

11:59 | コメント (0) | トラックバック
URL: http://kikyou.info/diary/tb.php/2006/02/11/1/c10dc890a53/UmlzYUdM

2006年02月09日
DelphiやC++Builder、Kylixが売却される?

自作開発日誌テンプレートの仕様上、1日に1エントリーしか書けないので、まとめて。

○PC不安定の原因はドライバーか?
 WindowsXPを再インストール後も、相変わらずフリーズします。nForceドライバーのバージョンをGigabyteのHPにあるバージョンに落としても固まりました。Linuxでは安定していたので、メモリーが原因ではなさそう?

○Opera 9 Technology Preview 2
 やっと出ました。ノートPCにはTechnology Preview 1(TP1)がインストールされていたので、インストール後の変化を。

 まずは、MYCOM PC WEBの記事によるとどうやらBitTorrentの機能が復活した模様。ただ、まだBitTorrentで何かをダウンロードする機会がないので、試してはいません。

 FORMタグ内のレイアウトが崩れるTP1のバグは修正されたようですが、Opera8.5の言語ファイル(日本語)で、アクセスキー用の&が_に変わっていないのは修正されていないませんでした。(それとも仕様か?)×ボタンをクリックした後、プロセスが止まるまでの時間は改善されているようです。

 ただ1回目の起動で、しばらくしてから、Vectorでフリーズしました。ベータ版以前なので、まだまだ不安定です。(余談、実はInternet Explorer 7 Beta2もインストールしてあるのですが、使い勝手はOperaやFirefoxに比べるとかなり悪いです。)

○DelphiやC++Builder、Kylixが売却される?
 DelphiMLから情報が流れてきました。Borlandが売却先を探す計画しているそうです。どこにどのような形で売却されるかによって変わってくるとは思いますが、やはり悪くなるのではないのか?という心配はあります。今回は買収されるのではなく、売却されるので、製品、販売方法等が改善されることに期待したいです。当然、開発陣は新会社に移るのかな?JavaとかLinuxという分野を考えるとIBMあたりが好みそうな気がする…。
http://bdn.borland.com/article/0,1410,33439,00.html

 余談だが、この前Flashを作ったときに、本家ウェブサイトでAdobeのロゴを見て、FlashがAdobeの製品になったことを実感した。

○パスモリーダー?
 昨日、大学の最寄り駅の自動改札機の投入口に何かが取り付けられていることに気付いた。自宅の最寄り駅にはまだなく、形状からしてパスモリーダーだろうか?サービス開始は来年の3月らしい。

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2006年02月04日
TabletPCのグラフィックスソフト事情

 WACOM製のセンサーを搭載したTabletPC(ThinkPad X41 Tabletなど)はWACOMのEnhanced graphics driverをインストールすると、一般的なタブレットとして、筆圧機能等が使えるようになります。2月4日現在、日本のWACOMのサイトにあるバージョンは4.78-9で米国のWACOMのサイトにあるバージョンは4.94-3です。(どちらも日本語)後者の方は2つ目のサイドスイッチの設定ができます。

 X41の場合、標準搭載メモリが512MBとはいえ、XP TabletPC Edition関連の常駐やウイルスバスター…などで、起動時のPF使用量はLunaを切っても480MB程あります。1.8インチHDDだと、ディスクアクセスにも限界があり…と多数の制限があります。そこで、TabletPCのソフト事情を書いてみようと思います。

☆Adobe Photoshop CS2
 定番です。体験版をダウンロードしてみましたが、全く問題ありませんし、快適です。(起動には時間がかかりますが…)

☆Corel Paint Shop Pro X
 同じく体験版です。しかし、ペンのレスポンスが遅く、円を描くと、少し遅れて線が引かれます。

☆Corel Painter IX
 こちらも体験版。Pait Shop Proと違い、こちらは快適です。様々なペンがあり、面白いソフトです。

☆GIMP
 オープンソースなグラフィックスソフト。導入したのは本家の2.3.6です。ダウンロードページは英語ですが、インストール後のメニューなどは日本語化されています。一見何の問題もなく、非常に快適です。しかし、タブレットモード(180度回転)にすると、ペンを下に動かすとカーソルが上に動き、下に動かすとカーソルが上に動くという問題があります。この問題は既にBugzillaで報告されていますが…いつになったら修正されることやら。自分でソースコードを解析して、自動認識、座標反転ボタン…etcを作れということなのでしょうか…。

2007/05/25 追記
ドライバー側で対応する方向のようです。
WacomタブレットPC用ドライバー5.03

☆Paint.NET
 最近注目されているグラフィックスエディタです。このソフトは筆圧等をWinTabではなく、WindowsAPIで検知している(画面を回転させても問題ない)ようです。GIMP、Photoshop同様快適です。まだ作りが甘く、ペンの設定などが不十分な感じがします。ただ落書きするだけならいいかも。

☆Pixia
 現在インストールしているのは、テスト版の4.0kです。ここ2年程、Pixiaをメインで使ってきたので、ある程度機能を使いこなせるようになってきました。筆圧感知も当然対応しているので期待していたのですが、ここで問題発生。確かに筆圧は認識しているのですがおかしな点が。Paint Shop並かそれ以上に遅く(速度を優先にすると改善されます)、素早くペンを動かすと、描画されないことが起こります。友人のPC(Athlon64 3000 + Intuos)で軽く試したところ、このような症状はなかったので、ドライバーとの相性なのかスペックが足りないのか…。ゆっくりペンを動かせば問題はないのですが…。GIMPとPixiaで同じように書いてみました。
PixiaとGIMPの比較

 2006/02/14追記
 旧バージョンPixia3.3cでは上記のような、書き出しが描画されない問題は確認できませんでした。GIMPのほうがPixiaより線自体が滑らかな気がします。
Pixia3.3cで描画

 お金があるのであれば、間違いなくPhotoshopが良さそうです。フリーという観点では…今後に期待しようとしか…。

 関連して、この前、TabletPC用のペンを見つけました。
CP510CS-02W ペナブル クロス エグゼクティブペン
写真では芯は独自形状な感じがするのですが、実際はどうなのだろう…。米国のWACOMにはTabletPC用のアクセサリがもう少しあるのですが、日本にはこれしかありません。増やして欲しいものです。

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2006年02月02日
マウスパッド

 Linuxな生活の続きはちょっと休憩し、今回は前々から交換を考えていたマウスパッドの話題です。買ってきたのは昨年末で、使い始めてから1ヶ月程経っています。

ELECOM MP-088BK  今まで使っていたマウスパッドは(自作PC計画等でおなじみの)地元にあったPCショップPの名前と「NEC」と書かれたものでした。表面はざらざらしていて、マウスがよく滑るタイプです。おそらくWindows95発売の時の粗品?のようで、裏面のスポンジはボロボロになり、黒い粉が飛び散っていました。

 そして、よく滑るマウスパッドを探していたのですが、ELECOMによく滑るマウスパッドがあるとの情報を喜虎氏から貰っていたので、ヨドバシで探してみました。ヨドバシにはよく滑りそうなELECOMのマウスパッドが2種類あったので、値段の安かった、「多忙なビジネスマンあなたへ」と書かれたELECOM マウスパッド MP-088BKを購入しました。

 交換前のマウスパッドよりよく滑ります。値段も380円と安く、結構満足してます。写真のようにメタルラックの小物置きの上にベニヤ板を置き、その上に置いています。(回転式でラックの中に格納できます)後から知ったのですが、メタルラックにはマウス台のオプションがあるようです。 マウス台

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2006年02月01日
Linuxな生活で得たもの

 約2週間程Linuxな生活を過ごしてきたわけですが、ネットサーフィン程度ならLinuxでも全然やっていけます。基本的な巡回にはノートPCを使っていましたが、RSSリーダー(Opera)に登録してあるサイトはLinux側から見ていました。ただ、設定関連はYaSTでサクッとできるとはいえ、YaSTだけでは何とかならないことも多々あり、何かをインストールするにも一苦労する…というのがLinuxの困った点なのかもしれません。

 さて、題名の通り「Linuxな生活で得たもの」ですが、特にLinux環境で困ることは、普段使ってきたソフトが使えないということです。Windows3.1以降ずっとWindowsばかり触ってきたので、使い慣れたソフトは当然Windows用のソフトなのです。(その点、普段使っているOperaやFirefoxはLinux上でもそのままなので、ネットサーフィンには困らなかったのかもしれません)

 そして、この発想から、自分が開発したものがなぜWindows上でしか動かないのだろうと思うようになりました。(しかもwineでも動かない…)以前からクロスプラットフォームには興味がありましたが…。プログラミングネタは長くなるので明日以降に続けます

 で、現在はKnoppixでパーティションを切って、Solarisの再インストール中です。これが終わった後にWindowsを再インストールします。

 以前から気になっていたSUSE Linux10.0ビギナーズバイブル発売になったようです。大学の書店で立ち読みしてきましたが、コマンドの使い方から、サーバーの構築まで幅広く扱っていて、良さそうな感じでした。個人的にはCD無しにして、価格を下げて欲しいのですが…。

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