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2007年10月14日

openSUSE 10.3 on a ThinkPad X41 Tablet

先日リリースされた10.3をインストールしました。Linux用のパーティション容量が不足していたので、パーティションを切り直したり、インストールするパッケージを削るためにクリーンインストールしました。

前にSUSEをクリーンインストールした時は、ファイルシステムのデフォルトはReiserFSだったのですが、今はext3なのでどちらを選ぶか迷いました。結局、容量の効率を選んで引き続きReiserFSにしました。

まず最初に受けた印象はというと…YaSTがキビキビしています。特にソフトウェアの管理が(過去2バージョン程度が遅かったのですが)改善されていました。結局KDEは3.5のままなので、KDEを使っている分には大きな違いは感じません。

クリーンインストールなので、今までにしてきた設定類を戻さないといけないわけですが、コミュニティにThinkPad(Tablet)ユーザー多いのか、バージョンアップする毎に特別な設定が必要なくなってきています。10.2から変わった部分を紹介します。

タブレットボタンの設定

今までは起動スクリプトの中でsetkeycodesコマンドでボタンを割り当てていましたが、これらの設定はインストール時に自動で行われるようになっていました。10.3からはFnキーとの組合せも含め、hotkey-setupで行われるようです。

標準では↑↓ボタンがPageUpとPageDownに割り当てられてしまいますが、↑キーと↓キーに割り当てるには、/usr/share/hotkey-setup/ibm.hkの6d、6eに対する設定を次のように編集します。

setkeycodes 6d $KEY_UP # Tablet Up
setkeycodes 6e $KEY_DOWN # Tablet Down

ボリュームボタンの設定

Xシリーズはハードウェアで音量が制御されますが、一部のシリーズではOS側で音量を制御しています。後者のタイプに合わせた設定になっているので、音量ボタンを押すと、ハードウェアとソフトウェアで二重に音量が下がってしまいます。

KMixの「グローバルショートカットの設定」で、「マスターチャンネルの音量を上げる」と「マスターチャンネルの音量を下げる」を無しに設定することにより、この問題を回避できます。(以前のバージョンのKMixはこの設定を変更しても変化がなかった…はず)

ハードウェア側の音量は、tpbを常駐させておけば確認できます。

ちょっと困ったこと…。SaXが保存ボタンを押した直後に落ちる。最後に次回起動時に反映されるというメッセージが出ることを知らなかったら、保存が完了しているように見えるし…。落ちたり、落ちなかったりするので謎。

自分は、ミドルボタンでのホイールエミュレーションをWindowsでも切るタイプ(ミドルクリックを使う)なのですが、みなさんはどうなんでしょう?インストール時にホイールエミュレーションが有効になっていたので…。

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